アプリケーション開発を通して
グループ全体のDX戦略を推進
アプリケーション開発を通して
グループ全体のDX戦略を推進
川崎汽船グループの船舶運航に関する業務の効率化および自動化を図るアプリケーションや、グループ各社の管理・事務業務に役立つアプリケーションを開発しています。アプリケーション開発を通じて、業務プロセスの効率化を図り、グループ全体のDX戦略を推進する上で重要な役割を担っています。
当社の業務アプリケーション開発は、企画部門で要件定義を行ったものを受けて、案件規模・特性により1名から多様なスキルを持つ複数名のチームで対応しており、最適なリソースと専門知識を集結して、高品質なアプリケーションを開発しています。
業務範囲は、アプリケーションの設計、製造(プログラミング)、単体テスト(コードチェック)、そして設計書通りに動作するかを検証する結合テストまでが含まれます。通常、要件定義に基づいて開発を進めますが、ユーザーの意図が不明確な場合には、積極的にコミュニケーションを図って問題点を解消し、期待に応えるソリューションを提供することに注力しています。
2019年に、船への貨物積み込みを効率化するアプリケーションSOUP(Stowage Order Utmost. Planning)を開発しました。
乗用車やトラックなどさまざまなサイズの貨物を、搭載する船のスペックに合わせて効率よく積み込むためのアプリケーションで、CADソフトを用いて視覚的に把握できるように工夫しています。
業務アプリケーション開発は、ユーザーのリクエストに応えられるものを提供できたとき、ユーザーから良い反応があったときなどは喜びもひとしお。この分野は進化も速く、そのなかで常に最新の技術にふれて技術を磨き、挑戦し続けることができます。
開発ではコードを書くだけではなく、フェーズごとに求められる力があります。要件定義から参加する場合は、ユーザーの話を聞いて問題点を把握するためのコミュニケーション力が求められ、設計においては、抽象的なイメージを具体化する力が必要。具体化能力は、経験を積み知見が深まることで育んでいけるものなので、最初はプログラミングの経験がなくても問題ありません。経験を積む中で、得意な分野を伸ばしていくことが大切です。